ページが変わらない方はこちら

「引用文献:」はこちら

続・ヒトの種社会

〜シリーズ「遺伝子プールの興亡」(7)〜

Originally written: June 22, 2023(web版)
Second update: June 22, 2023(mail版)(続・ヒトの種社会:週刊アカシックレコード230622)

【小誌2009年8月13日「ウィキノミクスの虚構〜シリーズ『失業革命』(5)」は → こちら
【小誌2009年8月27日「寄生虫の論理〜ネット『無料』文化の罪〜シリーズ『失業革命』(6)」は → こちら
【小誌2012年3月26日「反日感情の正体〜韓国=アルジェリア方程式〜シリーズ『反態度的行動』(1)」は → こちら
【小誌2014年6月9日「北朝鮮崩壊神話〜『北朝鮮崩壊』という神話〜シリーズ『米中朝のX DAY』(18)」は → こちら
【前回、小誌2023年5月8日「AIへの拒否権〜人工知能への拒否権〜シリーズ『人類vs.人工知能』(1)」は → こちら

■続・ヒトの種社会〜シリーズ「遺伝子プールの興亡」(7)■
現生地球人類(ホモ・サピエンス)は、自分たちよりはるかに高度な科学技術文明を持つ地球外知的生命体(宇宙人)が自分たちに出会った場合に何をするのかについて論理的に予測できていない。
この問題について、現生地球人類の多くの「識者」たちは、15世紀に欧州白人のクリストファー・コロンブスの一行(ホモ・サピエンス)が西インド諸島で出会った先住民(ホモ・サピエンス)を征服した事例などを根拠にして「そういう場合は、宇宙人によって地球は侵略され、地球人類は征服される」などと予測して来た。
しかし、上記の西インド諸島の事例は同じ生物種同士の事例である。15世紀の時点で欧州白人(ホモ・サピエンス)は、自分たちと容姿(人種)の異なるモンゴル人(ホモ・サピエンス)や自分たちと文化(宗教)の異なる中東のイスラム教徒(ホモ・サピエンス)に侵略され、征服されたという歴史的経験を持っている。コロンブスの一行が自分たちと容姿や文化(言語)の異なる先住民を征服したのは「征服できるときに征服しておかないと、逆にこちらが征服される恐れがある」などと思っていたからにほかなるまい。
このような同じ生物種同士の関係を、なんの根拠もなく、違う生物種(宇宙人とホモ・サピエンス)の関係にあてはめるのは非論理的である。
現生地球人類よりはるかに高度な科学技術文明を持つ地球外知的生命体(宇宙人)が現生地球人類に出会った場合、宇宙人は現生地球人類を「征服しようと思えばいつでも征服できるのだから、征服する必要はない」と考えるはずである。
これは、現生地球人類の霊長類学者がチンパンジーの群れに遭遇した際、彼ら学者がチンパンジーを「征服しようと思えばいつでも征服できるのだから、征服する必要はない」と考える(征服せず、絶滅しないことを願いつつ観察する)のと同じである(2023年6月22日頃配信予定)。
_
_

_
_

東日本大震災、熊本地震、北海道胆振(いぶり)東部地震の被災者の方々には
衷心よりお見舞いを申し上げます。

「現生地球人類(ホモ・サピエンス)よりはるかに高度な科学技術文明を持つ地球外知的生命体(宇宙人)」とは、いったいどのような存在なのか。

考えてみて下さい。

【この先、記事本文こちらでメールマガジンの読者登録をなさって(発行月の翌月以降こちらでバックナンバーとして)お読み下さい。
この記事がすでに配信されている場合でも、配信当月の月末までにまぐまぐで読者登録をなされば、無料で、バックナンバーとしてお読み頂けます(登録直後に登録なさったメールアドレスに送信されます)。
月間購読料(登録料)の本体価格は100円(消費税別)ですが、登録した最初の月は0円で、購読料が課金されるのはその翌月からです。最初の月の末日までに登録解除すれば、一切課金されません
この「当月無料」システムについてはこちらでもご確認頂けます。
尚、登録申し込みには「まぐまぐ!」の利用者登録(無料)も必要です。
メールマガジンが正しく送られて来ない場合は (メールソフトのアンチスパム/迷惑メールフォルダをチェックなさったうえで) こちらにお問い合わせ下さい。
バックナンバーが正しく送られて来ない場合はこちらにお問い合わせ下さい。
「まぐまぐ!」についてのお問い合わせはこちらにお願い致します。
上記の月間購読料(登録料)はこの記事が配信された月の金額です。最新の金額については、こちらでご確認下さい。
小誌の筆者と編集部は、購読(課金)手続きや配信業務には一切関与せず、それらすべてを「まぐまぐ」に代行して頂いております。したがって、クレジットカード等の手続きの問題や、メールマガジンの遅配、不達などに関してはすべて「まぐまぐ」にお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。小誌編集部は課金・配信のシステムに一切触れることができないので、何卒宜しくご理解下さいませ。】

引用文献

本川 裕 (2021). 「ノーベル賞(自然科学分野)の国別ランキング(2021年まで)」, 『社会実情データ図録』 2021年 http://honkawa2.sakura.ne.jp/3933.html (2023年1月24日アクセス)【】

星 岳彦 (2019). 「日の出と日の入りの計算」, hoshi-lab 2019年 https://www.hoshi-lab.info/env/solar-j.html (2023年6月19日アクセス)【日本時間2023年6月25日における中朝国境最東(北)端の市民薄明開始時刻は午前4時3分頃】

JPX (2023). 「2023年3月期決算会社の定時株主総会の動向について」, JPX web 2023年4月24日 https://www.jpx.co.jp/listing/event-schedules/shareholders-mtg/tvdivq00000007jz-att/press.pdf (2023年6月19日アクセス)【】

永野正宏 (2020). 「蝦夷地における感染症対策 〜19世紀前半の天然痘とアイヌの関わり〜」, OPRI 海洋政策研究所『Ocean Newsletter』 2020年12月20日 https://www.spf.org/opri/newsletter/489_2.html (2023年1月25日アクセス)【】

読売 (2023a). 「著作物利用 緩い日本 生成AI 作者団体『学習』に懸念」, 読売新聞 2023年4月28日付朝刊1面

読売 (2023b). 「北ミサイル2発発射 日本海EEZ内落下か」, 読売新聞 2023年6月16日付朝刊1面【】

このページの先頭に戻る。

 (敬称略)


はじめに戻る